職場で「期待されていないのかも」と感じると、自分の価値まで否定されたような気持ちになることがあります。
この連載では、そんな苦しさを抱えるあなたが、自分を責めすぎず、一歩ずつ前を向くためのヒントをお届けします。
第1回
「期待されていない」と感じたとき、まず知っておいてほしいこと
「上司から期待されていない気がする。」
「大事な仕事を任せてもらえない。」
「自分は職場に必要とされていないのでは……。」
そんなふうに感じた経験はありませんか。
職場では、人との比較や評価が気になりやすく、「期待されていない」と感じるだけで、自信を失ってしまうことがあります。しかし、その苦しさの中で忘れてほしくないことがあります。
それは、「感じていること」と「実際に起きていること」は、必ずしも同じではないということです。
今回は、その違いについて一緒に考えてみましょう。
「期待されていない」と感じるのは自然なこと
人は誰でも、「認められたい」「役に立ちたい」という気持ちを持っています。
そのため、仕事を任せてもらえなかったり、上司から声を掛けてもらえなかったりすると、「自分は期待されていないのかもしれない」と考えてしまいます。
ですが、そのように感じる自分を責める必要はありません。
それだけ仕事に真剣に向き合っている証でもあるからです。
まずは、「そう感じている自分がいるんだな」と受け止めてあげることが、心を守る第一歩になります。
「事実」と「解釈」を分けてみる
心理学では、自分の受け止め方が気持ちに大きく影響すると考えられています。
例えば、
「今日は上司から話しかけられなかった。」
これは事実です。
一方で、
「嫌われている。」
「期待されていない。」
これは、自分の解釈です。
もちろん、その解釈が当たっている場合もあります。しかし、上司が忙しかっただけかもしれませんし、別の仕事で頭がいっぱいだった可能性もあります。
事実と解釈を分けて考えるだけでも、心の負担は少し軽くなることがあります。
本当の状況は、一つずつ確認すればいい
「期待されていない」と思い込んでしまうと、不安はどんどん大きくなります。
そんなときは、自分に次のような質問をしてみてください。
・今、実際に任されている仕事は何だろう?
・最近、上司からどんな言葉を掛けられただろう?
・本当に評価されていないのか、それとも自分がそう感じているだけなのだろうか。
このように状況を整理していくことで、感情だけでは見えなかったものが見えてくることがあります。
焦って結論を出す必要はありません。一つずつ確かめながら、自分の気持ちを落ち着かせていけば大丈夫です。
今回のまとめ
「期待されていない」と感じること自体は、決して珍しいことではありません。
だからこそ大切なのは、感じたことをそのまま事実だと決めつけず、「事実」と「解釈」を分けて考えることです。
それだけでも、心の重荷は少し軽くなり、次にできることが見えてきます。
次回は、「期待されるまで待つ」のではなく、自分の価値を少しずつ伝えていく方法についてお話しします。
大きな成果を出さなくても、職場で信頼を積み重ねていく方法はあります。
「自分にできること」を一緒に考えていきましょう。
もし今、一人で抱えきれないほど苦しい気持ちを抱えているのであれば、一人で頑張り続けなくても大丈夫です。
誰かに話すことで、気持ちが整理され、新しい選択肢が見えてくることもあります。
あなたらしく働き続けるための一歩を、一緒に考えていきませんか。
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まずは、
あなたのお話、じっくり聴かせてください。
