職場で「期待されていないのかも」と感じると、自分の価値まで否定されたような気持ちになることがあります。
この連載では、そんな苦しさを抱えるあなたが、自分を責めすぎず、一歩ずつ前を向くためのヒントをお届けします。
第3回
上司は何を見ている?
「期待の基準」を知るという視点
前回は、「期待されるのを待つ」のではなく、自分の仕事や努力が相手に伝わる小さな行動についてお話ししました。
目の前の仕事を丁寧に積み重ねることは、自分自身への信頼を育てることにもつながります。
今回は少し視点を変えて、「上司は何を見ているのだろう?」というテーマについて考えてみたいと思います。
上司にも、それぞれの「ものさし」がある
「同じように仕事をしているのに、あの人ばかり評価されている。」
そんなふうに感じたことはありませんか。
実は、上司によって「良い仕事」の基準は大きく異なります。
ある上司は、仕事の速さを重視するかもしれません。
別の上司は、正確さや丁寧さを大切にしているかもしれません。
また、報告や相談をこまめに行うことを高く評価する人もいます。
つまり、「期待される人」とは、能力が高い人だけではなく、その上司が大切にしている価値観と仕事の進め方が合っている人である場合も少なくありません。
「分かってもらえない」から「知ってみよう」へ
期待されていないと感じると、「どうせ自分は評価されない」と考えてしまうことがあります。
でも、そこで少しだけ視点を変えてみませんか。
「この上司は、どんな仕事をすると安心するのだろう。」
そんなふうに相手を観察してみるのです。
例えば、朝礼や会議で繰り返し話していること、部下を褒めている場面などには、その人が大切にしている価値観が表れていることがあります。
相手を理解することは、自分を我慢させることではありません。
お互いが気持ちよく仕事をするための「コミュニケーション」の一つなのです。
分からないときは、尋ねてもいい
もし上司が何を期待しているのか分からないときは、一人で悩み続ける必要はありません。
例えば、
「今の仕事で、特に意識した方がよいことはありますか。」
「優先して取り組むべきことがあれば教えていただけますか。」
そんな一言を伝えるだけでも、上司は「前向きに取り組もうとしている人」という印象を持つことがあります。
もちろん、すぐに関係が変わるとは限りません。
それでも、「分からないから聞く」という姿勢は、自分自身の不安を減らし、仕事を進めやすくする力になります。
今回のまとめ
上司によって、「良い仕事」の基準はそれぞれ異なります。
だからこそ、「期待されていない」と決めつける前に、相手が何を大切にしているのかを知ろうとする視点を持つことが大切です。
相手を理解しようとする姿勢は、仕事を円滑にするだけでなく、自分の不安を和らげることにもつながります。
次回は、「信頼は一日では築けない」というテーマで、小さな積み重ねが未来を変えていく理由についてお話しします。
目立つ成果がなくても、日々の積み重ねには大きな意味があります。そのことを一緒に考えていきましょう。
もし今、一人で抱えきれないほど苦しい気持ちを抱えているのであれば、一人で頑張り続けなくても大丈夫です。
誰かに話すことで、気持ちが整理され、新しい選択肢が見えてくることもあります。
あなたらしく働き続けるための一歩を、一緒に考えていきませんか。
“働くあなたのためのメンタル再始動カウンセリング”
では、
職場で「期待されていないのかも」と思ったあなたがヤル気になれる”解決方法”をご案内しています。
まずは、
あなたのお話、じっくり聴かせてください。
