職場で「期待されていないのかも」と感じると、自分の価値まで否定されたような気持ちになることがあります。
この連載では、そんな苦しさを抱えるあなたが、自分を責めすぎず、一歩ずつ前を向くためのヒントをお届けします。
第4回
信頼は一日では築けない。
小さな積み重ねが未来を変える
前回は、上司によって「期待の基準」は異なること、そして相手が大切にしている価値観を知ろうとすることで、見えてくるものがあることについてお話ししました。
「期待されていない」と決めつける前に、相手の視点を理解しようとすることも、人間関係をより良くする一つの方法です。
今回は、「信頼はどのように築かれていくのか」ということについて、一緒に考えてみたいと思います。
信頼は、大きな成果だけで生まれるものではない
仕事で評価される人というと、「大きな成果を上げた人」を思い浮かべるかもしれません。
もちろん、大きな成果は評価につながることがあります。
しかし実際には、多くの上司や同僚が安心して仕事を任せられると感じる相手は、「毎日、安定して仕事をしてくれる人」です。
約束した期限を守る。
分からないことをそのままにせず確認する。
報告や相談を丁寧に行う。
こうした一つひとつの積み重ねが、「この人なら安心して任せられる」という信頼につながっていきます。
焦りは、本来の力を見えにくくする
「早く認められたい。」
「もっと期待される存在になりたい。」
そう思う気持ちは、とても自然なことです。
けれど、その気持ちが強くなりすぎると、「結果を出さなければ価値がない」と、自分自身を追い込んでしまうことがあります。
焦って空回りしてしまったり、小さな失敗を必要以上に責めてしまったりすると、本来持っている力まで発揮しにくくなってしまいます。
だからこそ、思い出してほしいのです。
信頼は、一日で築かれるものではありません。
今日の誠実な行動が、明日の信頼につながり、その積み重ねが、少しずつあなたへの期待を育てていくのです。
あなた自身も、自分を信頼してあげてください
職場では、人からの評価ばかりに目が向いてしまいがちです。
でも、本当に大切なのは、「自分は今日も、自分にできることを精一杯やった」と、自分自身が認めてあげることではないでしょうか。
人からの信頼は、自分だけではコントロールできません。
しかし、自分自身への信頼は、毎日の小さな積み重ねによって育てることができます。
その積み重ねは、たとえすぐに周囲から評価されなかったとしても、決して無駄にはなりません。
あなたが誠実に積み重ねた時間は、きっとこれからのあなたを支える力になっていきます。
今回のまとめ
信頼は、一度の大きな成果ではなく、毎日の小さな行動の積み重ねから生まれます。
焦って自分を追い込むよりも、「今日、自分にできることを丁寧に行う」ことを大切にしてみてください。
その積み重ねは、周囲からの信頼だけでなく、自分自身を信頼する力も育ててくれます。
次回は、「期待されない環境」を少し違う角度から見つめ直してみたいと思います。
つらいと感じる今の環境も、見方を変えることで、自分を成長させる時間になることがあります。その理由について、一緒に考えていきましょう。
もし今、一人で抱えきれないほど苦しい気持ちを抱えているのであれば、一人で頑張り続けなくても大丈夫です。
誰かに話すことで、気持ちが整理され、新しい選択肢が見えてくることもあります。
あなたらしく働き続けるための一歩を、一緒に考えていきませんか。
“働くあなたのためのメンタル再始動カウンセリング”
では、
職場で「期待されていないのかも」と思ったあなたがヤル気になれる”解決方法”をご案内しています。
まずは、
あなたのお話、じっくり聴かせてください。
