【第1話】なぜこんなに疲れてしまうのでしょうか?
お客様に気を遣うほど、心はすり減っていきます
バーやスナック、クラブなどの夜職では、お客様に楽しい時間を過ごしていただくことが大切なお仕事です。
そのため、「場の空気を悪くしないように」「お客様の気分を害さないように」と、常に周囲へ気を配っている方も多いのではないでしょうか。
しかし、その気遣いが続くと、自分の感情を後回しにする癖がついてしまいます。
本当は疲れていても笑顔を作り、不安やストレスを感じていても表に出せない。その積み重ねによって、気づかないうちに心のエネルギーが消耗していくのです。
「最近なんだか疲れが抜けない」と感じるなら、それはあなたの頑張りが足りないのではなく、心が疲労のサインを出しているのかもしれません。
夜職は“感情労働”の多い仕事です
心理学では、自分の感情をコントロールしながら働くことを「感情労働」と呼びます。
例えば、嫌なことがあっても笑顔で接客をする、理不尽な言葉を受けても冷静に対応する、お客様の話に共感し続ける。こうした行動は、実は大きな精神的エネルギーを使っています。
特に夜職では、お客様との距離が近い分、相手の気持ちを敏感に察知する能力が求められます。そのため、真面目な人や優しい人ほど疲れやすい傾向があります。
もしあなたが「自分だけが弱いのではないか」と感じているなら、そうではありません。むしろ、人一倍気遣いができるからこそ疲れてしまうのです。
まずは「疲れている自分」を認めてあげてください
心が疲れているとき、多くの方は「もっと頑張らなきゃ」と自分を追い込みます。しかし、本当に必要なのは根性ではなく、自分の状態を認めることです。
「今日は気を遣って疲れたな」
「よく頑張ったな」
「少し休んでもいいよな」
そんなふうに自分へ声を掛けてみてください。
夜職で働く方の疲れは、怠けではなく仕事による自然な反応です。まずは疲れている自分を責めないこと。それが心を守る第一歩になります。
次回は、「お客様や職場の人間関係に振り回されすぎないための心の守り方」についてお話しします。
人に気を遣い続ける仕事で、自分を見失わないために、
”働くあなたのためのメンタル再始動カウンセリング”
では、
あなたの気持ちをポジティブに向ける “解決方法”をご案内しています。
まずは、
あなたのお話、じっくり聴かせてください。
